キンセンカ(金盞花、学名:Calendula officinalis 別名カレンデュラ、ポットマリーゴールド)は、キク科の園芸植物である。原産地は南ヨーロッパであり、北アメリカ、中央アメリカ、南ヨーロッパに自生する。春咲き一年草として扱うが宿根草タイプは冬を越すので「冬知らず」の名で市場に出回る。

葉は長さ5〜18センチメートルの単葉、しばしば荒い毛が生えている。 花径10cmほどでオレンジ色や黄色の花を咲かせる。花容は一重、八重、また中心に黒のスポットのあるものと多彩。

日本では観賞用として花壇などに植えられるが、ヨーロッパでは原種はハーブの一つに数えられ、「エディブルフラワー」(食用花)である。 キンセンカの軟膏は幅広い治療薬になると考えられている。

鱗翅目の幼虫(ヨトウガ、キシタバ、ヤガのような)の餌として用いられる。

キンセンカが作られたことを示すといわれる神話は、クリュティエとアポロの物語であるが、通常この物語はヒマワリかヘリオトロープを指すとも言われる。


栽培
種まきは秋か早春にするが、寒冷地以外は秋まきが普通である。18℃〜25℃の気温下では種まき後5日ほどで発芽する。土は選ばないが酸性土壌では育ちが悪く、弱アルカリ性の土壌を好む。また日当たりを好む。茎は直立性で20cmから1mの高さ。よく分枝するので、切り戻してそれを促す。開花期間は春先から初夏である。栽培は容易であるが、うどんこ病、アブラムシが発生する。